一家に一冊『パリのおばあさんの物語』

岸恵子さんが翻訳した
『パリのおばあさんの物語』

岸恵子さんが訳をしたパリに
住むおばあさんの本って、
どんなイメージのおばあさんを
想像するだろう。

少しお茶目で、いくつになっても若々しく、
おしゃれで、優雅で、いつも友人がたくさんいて、
毎晩、誰かと食事して…日曜日には、きっと
息子の家族が訪ねてくる。
しかし、たまには、一人で車を
運転して一人旅を楽しんだりもする。そんな女性を
私は想像してしまう。

しかし実際に登場する
パリジャンヌおあばあさんは、

常に一人ぼっち。家の鍵をあけるのも一苦労。

物忘れもふえる。

まあ、老いることは、止められない。
それは、しかがたない。

ここでは、それに孤独だという。
孤独は絶対いやだ。
私は孤独にはならない。

最初、この本を読んだ時、自分の母とは
大分ちがうと思った。
うちの母はこんなに孤独ではない。
でも、それを友だちに話したら、
意外と、みんな、自分の母は違うって言うかもね
と言われた。

そうだ。人に気兼ねしてたりするのは、
孤独を感じてるからだ…。

鍵は開けられるけれど、
北の国でやはり、母も老いや孤独と向き合い、
だんだん弱ってくる身体をだましながら、
生きている。

色々恐いだろうな…。

この「パリのおばあさんの物語」は
本国フランスでは、
絶版、復刊を繰り返しながら、今日に
続いてきたものらしい。

あんなに、自分が大事な国ですもんね。
自分らしく生きることの延長で
自分らしく老いるも、絶対的なテーマに
違いない。

どんな風に老いていくか…。

自分も考えていなくてはいけない。その
前に、母とちゃんと付き合わないと…。


そのきっかけに、
一家に一冊あってもいいのかもしれない。



７０代の岸恵子さんがフランスと日本の
ためにがんばったお仕事。

『パリのおばあさんの物語』
著者：スージー・モルゲンステルヌ
イラスト：セルジュ・ブロック
翻訳者：岸 惠子
価格：￥ 1,680 （税込）
発行：千倉書房
ISBN-13:978-4805109137
【Amazon.co.jpはこちら】

だけど、昨日の下北沢は…。

ナマステーーー！

さて、夫の友人たちとの飲み会。

集合場所の下北沢の新雪園、セツエンに夕方
行ってみると、外に人が待っていた。

？？？？？？セツエンは、地元民の
お店だけど。
だいたいは混んでいるけれど、
外で人が待つなんて…。
地元民が、セツエンの外で待つか？

なんかございましたか？

理由がわかった。

VVV6ミシュラン2の餃子ランキングに
竹中直人が出て、ハマる店として、
新雪園を紹介したせいだった。
竹中直人は11月１日から公開になる
吉永小百合と競演したまぼろしの邪馬台国 の
プロモーション。

…なんてこった（笑）

知られなくていいのにぃ！つって。
水餃子はおいしいけれど、地元だけが
知っていればよかったことだったのにぃ！つって。

中華っても、食堂だから…。
あまり、気合い入れてこないでね。


満席な店内で、おいら達は、肩身せまく
飲み会。しかし、楽しく飲み会。

ただし体調が今イチで食欲がない。
それと話しながら、ものを食べるのが苦手で
結局、あまり食べてない。

真夜中、女子とこしゃりで、一息。




新雪園は、朝５時までやってます。
あわてずにどうぞ。

スミ兄♥

ところで、竹中直人の東京イエローページって
番組が、昔、昔、あったのですが、それを見た
人って、まだ、生存してますか？

すごい昔です。
20世紀末のバブル経済まっただ中で、
まったくバブルの恩恵をうけていなかった
人たちが作った番組。

その東京イエローページに出ていた

住兄（スミ兄）、覚えてますか？
「割烹住兄」のスミ兄。

そのスミ兄の目撃情報が最近、届きました。

スミ兄が、二子玉川を歩いていたって。

ほんとに？

すごい！

その人は、20年ぶりくらいにスミ兄を
見たらしい。で、
「あ、スミ兄！」って思ったって。

うん。「あ、スミ兄！」って言っちゃうよね。
そりゃあ。

イエローページファンには、
永ちゃんを目撃するくらいの感動があります。

おひさしぶりです。

 。おひさしぶりです。
月曜から、ずっと熱が続いて
ました。
多少は動かないと、免疫力が
あがりません。さっき、エイと
起き上がり、気分を変えるために
美容室に行ってきました。

美容室は、以前、横尾忠則さんの絵がある
美容室として紹介したことのある
PIPPALAという名前のお店。
http://www.hairmake-pippala.com/
オーナーの内田さんは、
ずっと昔から、たぶん、20年くらい（笑）の
付き合い。

鏡の前に座っていきなり、髪に元気がないけど
体調悪い？と言われました。

あたり。

だから来たの。
タンパク質シャンプーで洗った方がいい？

気力でしょ。
タンパク質関係ない。

どうやって？

さあ。でも、うちは男性も多いから、
すごく感じるんだけど、意外と、リタイアしたとたんに、
髪にハリがなくなるような気がする。
全員ではないけれど。

ところで、今日のかっこうだったら、
赤いタイツでもよかったんじゃない。

赤？ですか？

赤なんて、持ってない。

赤はきなさいよ！！

早く調子をを戻したい私には、
友だちの言葉は、神の
啓示ともとれる。
って、おおげさだけど（笑）
でも、無視できない、なにかがある。
なんて言うか、自分は、自分をまったく客観的に
見れないタイプ？（笑）
だから、友だちにの言うことは
貴重な言葉として、聞くように
している。まあ、
意外とみんな、自分は解りにくいよね。

はい。

だから、
わざわざ渋谷を回って、タイツを
買ってまいりました。

赤はみつけられなかったけれど、
ほどよいチェックがありました。
弱っている時は、さすがにいきなり真っ赤は
無理かもしれません。

なかなか、いい気分。
お値段も350円。いい気分。

さて、すっかり、髪力のなくした
髪の毛はどうなったでしょう？

（顔出しは終わりました（笑））



ドーン！
久しぶりの顔出しです。

さすが美容師さま。

明日、夫の友人が久しぶりに集まります。

気合いが必要です。

なんとか、なりました。

今週ご迷惑おけした方がた。

お詫び、そして、ありがとうございました。

なにかと、気を使ってくださった方々にも、

マジ感謝です。

ココロにキクTV「エチカの鏡」

フジテレビの新番組、
「エチカの鏡」 を途中から見た。

いぜん、あるあるだった時間帯。
なんで、途中からか？

TBSのドラマ「スキャンダル」 を見ていたから。
こちらも、今日からの新番組。
脚本が、白い巨塔の井上由美子さん。
ある結婚式で出会った、まったく立場の違う
四人の主婦の物語。
出演者も魅力的で、迷ったあげく、「エチカの鏡」を録画にして、
ドラマを見てしまった。

見終わってすぐに、「エチカの鏡」 後半。今日は30分延長だった。
エチカはタモリさんの新しい番組。
エチカはラテン語で倫理を意味する。その鏡は…、
その倫理にひそむ人の心を映すものというようなこと。
http://wwwz.fujitv.co.jp/ethica/index.html

サブタイトルに、「ココロにキクTV」とあった。

ココロにキク…。

途中からのエチカだったけど、
8chをつけて、
いきなり、

ココロにキイタ。

テレビに映っていたのは、
にこやかな表情の村人の写真。

やばい。知ってる。この写真。

徳山ダムの下に沈んだ、
徳山村のおばあちゃんカメラマンが
撮影した写真だ。

おばあちゃんカメラマンは、増山たづ子さん。
ダムの下に沈んでいく村のことを記録するために
60才を過ぎてから写真を撮り始めた方。

以前、徳山村を扱ったドキュメント映画、
「水に沈む村」 を調べていた時に、
このおばあちゃんカメラマンのことを知った。

「水に沈む村」 は、ダムができるぎりぎりまで
村に住み続けた老人達の生活を追った
ドキュメント作品。監督の大西 暢夫さんに
老人たちを紹介したのが、たしか、このおばちゃんカメラマン、
増山たづ子さんだったと思う。

写真を見た時、あまりにも村人がみんな、いい表情なので
驚いた。60過ぎるまで写真を撮ったことがないなんて、
信じられなかった。

思いっきり心にキイタ……。

ほんとにショックだった。

それが、今日「エチカの鏡」をつけたら、いきなり
その村人の写真が紹介されていたもんだから…。

再びココロにキイタ。
しかも、そうとうキイタ。

やばいでしゅ…ぅ。

来週は、ドラマを録画して、「エチカの鏡」を見ようか…。
でも「スキャンダル」  、来週から大きく展開しそうだし。
うれしくココロが迷う。