おさえびと。MY母。

今日の母との会話。

めきし子ーーこんばんは。

母ーーあ、ちょっとNHK観ている？

めーーどうしたの？

母ーー若者のテレビ離れが起きてるって。


フジテレビで「黒部の太陽」やっているよ
と、電話したつもりだったのに、
母の番組の選び方に驚かされて、
ちょっと言いそびれてしまった。

 

母----それはそうと。
かあさん、おくりびと、観にいこうと
思ってるの。


めきし子---え、えええ？
おくりびと！！！

びっくりです。
今日ついに、めきし子さんのお母さんが、
おくりびとという言葉を
口にしました。

面白い！！
日本全国に、おくりびとが行き渡ってます。

さらに、母の言葉は続きます。


母ーーおおさわさんとこのおねえちゃん達が
名寄まで観に行ったって。

めーー名寄？って、名寄？

母ーーそう。名寄だよ。

めーー名寄まで…。

母ーー今日、ふーちゃんがおおさわさんに会うって
言っていたから、面白かったかどうか、
聞いてもらったの。
そしたら、さっき、面白かったらしいって、連絡くれて。

めーーわざわざ、聞いてもらったの？面白かったかどうか？
で、面白かったって。

母ーーそう。面白かったって。

めーーどうして、おおさわさんの人がおくりびと観たの
知っていたの？

母ーー駅前で会ったの。今からおくりびと観に行くって。
名寄まで行くって。

めーーへえ。それで、わざわざ面白かったかどうか、
聞いたんだ。

母ーーかわいそうなお話みたいだよ。

めーーうん。ところどころね。でも、面白いよ。

母ーーえ？？観たの？

めーーうん！！納棺師だよ。わかる。

母ーーわかるよ。歌手だった人が、やってる。

めーーそう。そう。歌手（？）もっくん。

母ーーもっくん。聞いたことある。

めーーすごいなあ。名寄まで！！

母ーーだけどね。23日で終るって。

めーーえっ？！じゃあ、たいへん。明日行かないと。

おくりびと関係のみなさん！！
名寄の上映、あと一週間、伸ばすこと
できませんでしょうか！！

母は、火曜日か、水曜日だったら行かれそう
なんですが。

母は冥土のみやげと言っては、ここんとこ
よく映画を観にいく。冥土のみやげは、
かなりたまってきている。
冥土のみやげは映画だけではない。
最近ついに、スマップのコンサートを冥土のみやげに
したいと言いだしている。

話題なものは、おさえておこうという
いまだに衰えない好奇心の持ち主の母に、
未来の不安は、一瞬にして吹き飛ぶ。

特に母の年齢になってくると、ほんとうに、
日々楽しいということが、すべてかもしれない。

ためになるなぁ〜。

狂言は、たぶん、一生かかっても、面白いなんて思うことはないと思っていた私。

246沿いのセルリアンタワーホテルの地下にある、
セルリアンタワー能楽堂で、狂言を観ました。

大蔵流狂言師、大蔵基誠氏 主催の

［さくっと狂言］
http://ohkurakyougen.jp/

600年くらい昔に始まった狂言。
動物のマネをして人を笑わせたことが、
狂言の始まりと聞きました。
どんな時代にも、人を笑わせたいと思う人と、
それを見たいという人がいたのですね。

しかし、そうは言っても、古典です。

古いものはテンポがおそい。
そして、わかりにくい。
だから、絶対楽しいわけがない。
これを理解しようと努力するなんて時間の無駄。
でもとりあえず、日本人として、押さえておかなくては…
いけない。なにせ、伝統は大事。
（笑）
これが私の能、狂言に対する姿勢です。

それがさくっと狂言に行ってみて。

目からうろこでした。

「さくっと狂言」の「さくっ」は、かたいものを噛み砕く時の音。
むずかしい…と思われてる
狂言をさくさくっと、わかりやすく
伝えたいという、大蔵基誠さんの気持ちが
さくっという言葉になったわけです。

ちょっと大胆かもしれませんが、
わかったのです。どう観るかが。

観るために大事なことは、たった三つです。

一、　演者は、たいてい左横の幕の所から
出て、大きな松のある舞台に入ります。
舞台に立ったら、まず「名乗り」と
いって、自分の役やシュチュエーションの
説明を行います。これで、だいたいどんな
話かがわかります。

二、　芝居の中で、暗転や、幕を使って行う
場面転換を狂言では、
舞台上を三角に歩くことで行います。
大きな三角を描きながら歩くだけで、
シーンを変えられるのです。
あっ、三角に歩いた！じゃ、シーンが変わる！
それがわかるだけで、ストーリーが
面白いくらい伝わってきます。

三、　劇の間ずっと、舞台の奥に、紋付はかまの男の方が
一人座っています。
これは、後見と言います。
時々道具を渡したりしますが、ほとんど動きません。
黒子に少し似ていますね。劇の時、万が一演者になにかあった場合の
ために、いるのだそうです。だから、いないものと
考えるのだそうです。万が一のためって、
なんでしょう。狂言は庶民ではなく
武家の中で楽しまれたもの。今とは違う万が一が
あったのでしょうね。

この三点は、開演前に、大蔵基誠 さんが狂言を観る心得として、
話してくれたことです。

これで、わかるのかって？

わかりました

あ、あと、
私が思ったことですが、
志村けんさんのバカ殿観るくらいの気分で
観たらいいかもしれません。
で、おかしかったら、げらげら笑う。
伝統芸見て笑うなんて、なんだか、
いかにも通みたいではずかしいですけれど、
思わず、ぷっはきっときます。

大蔵基誠 氏はイケメンです。
これも観るために大事なことかもしれません（笑）ので、
補足しておきます。

なんか伝えたくて、力が入っちゃったちゅうか…。
なまいきな…ことごめんちゃい。

あ、来たかも。

今朝、たった３人しかいない、マイミクの
友人、タンポポ鬼馬二さんの日記で見つけました。

http://wwws.warnerbros.co.jp/ichi/

もうすぐ公開になるＩＣＨＩって映画の予告です。

監督は、ピンポンの曽利文彦監督。
でもって、ペコとドラゴンも…。


予告で、はまりました。

石井選手ネタ。

 

石井選手関係で気になること。


金メダルは、大好きな小川選手に
あげるらしい。
斉藤監督じゃ、ないんだ…。
そして、自分さがしの旅をするんだって。

えええ？自分なかったの！（笑）

なんで、オリンピックになると、
こんなに色んなキャラが…（笑）
キャラリンピック！！

にらめっこ王女、平野早矢香

サーブする瞬間の日本女子卓球の
平野早矢香選手。

気がついたら、画面ごしに、平野選手と
一緒に香港の人をにらんでました。（笑）
今日も画面越しに、にらみ送ります。
シャァーッ！！！