忍者ブログ
[めきし子 ] さんのブログ しっぽ…。犬を観察してみてほしい。本人の一部なのに、本人(本犬)が望んでいないことをしているように見える。このブログも、ちょっとそんな期待がある。しっぽの先で、本人が望んでないことまで書いてしまう…かも。(c) MexiCo[めきし子]
[265] [264] [263] [262] [261] [260] [259] [258] [257] [256] [254]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

株の下落が、バブル崩壊後の下落時より、
大きくなってしまった。

80年代、バブルがはじけた時、
息子の幼稚園から、どんどん子供が
いなくなった。

バブル経済とほとんど無縁な生活をして
いた自分は、バブルが崩壊したことを
こんなとこで感じていた。

色々極端な家庭環境の子供たちが
多かったけれど、中でも印象的だった
のは、おひなさまのひな壇のサイズが、
6畳間くらいもある女の子。
旧家のお姫さまだったのかな?
なんだったんだろう?今も謎のまま。

ああ、大きなおうちって、こういうサイズかって、
その頃知った(笑)

神戸の友人の子供の頃の話。

パパの仕事が失敗して、
大きなおうちから、小さなおうちに
引っ越さななくてはならなくなった。

大きなおうちに住んでいたから、
おもちゃもおおきくて、立派なものを
持っていた。
でも、今度のおうちは小さなおうち。
友人は、わがままを言ってパパやママを
困らせてはいけないと、小さなお人形
一つだけを選び、他のおもちゃさんには、
ごめんなさいと、涙のお別れをしていた。

するとそこにママがやってきて、
今度の家は小さいと言ったでしょう!
と、友人から控えめに選んだそのお人形を
取り上げ、放り投げた。

そして間髪をいれず、友人を大きな家からひきずり
出した。

あ、お人形ちゃ~~ん。

友人、鬼母に人形を取り上げられるぅの巻…完。

私はこの話が好きで、よく友人にしてもらう。
特に人形を取り上げられるところは
何度聞いてもおかしい。
あり得ないでしょう。小さな人形くらい、持っていけたはず。
なのに、そのママは、ほんとうに生活するのに必要な
生活必需品と、お勉強道具だけしか認めなかったのだ。
この厳しさがかっこいい。
でも、そのママがもっとかっこよかったのは、
年を取った婆やも小さいおうちに連れていったこと。
他の使用人には、新しい仕事を探して、婆やは、
自分が引き取った。
飲まず食わずの戦争を体験した人は強い。
ママはほんとに大事なものだけを守ったのだ。
かっこいい。

おかげさまで、その友人は、
あったかい所とクールな所を兼ね備えた、
超タフな奴に育ち、たくさんの人間をコントロールする
仕事をしている。

そいつの強い意志のおかげで、今までたくさんの
人が救われている。

鬼!といいたくなるその選択こそ、ほんとにしなくては
いけないことだけど、出来ないことが多い。
そいつはその選択ができる人。
私も、何度かそいつの究極の選択の
お世話になった。鬼!!と叫びながら(笑)

バブルを経験した子供たちが、やっと社会に出て行く。
崩壊後に育てられた子は、お金を使わない。
それは、母親たちの危機感が増したから。
お金を使わなくなると、経済はさらに回らない。
でも、きっとなにかが回る。

また、新しい価値観が生まれそう。

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
[09/11 cypeStype]
[10/25 ローズヒップが好き]
[09/05 めきし子]
[09/04 ローズヒップガ好き]
[09/04 ローズヒップガ好き]
最新トラックバック
profile
HN:
めきし子
性別:
非公開
職業:
Illustrator
趣味:
クマリタ
自己紹介:
こんにちは。ブログを見ていただいて、
ありがとうございます。

バーコード
ブログ内検索