ノグチは今どこに？

そこの方。

９月までやっていた理由ある太郎って
番組を覚えてますだおかだ？

知りたいことを、知りたーーいと言うと、
なんでも教えてくれて、
たまに、知らなくていいことも
教えてくれるみたいな。

今、HDの中に録画した番組を整理していたのじゃよ。
秋から始まった番組が、あまりに多ござるので、
古い番組はどんどん消さないといかんのです。

で、理由ある太郎最終回を、消すかどうかで、
迷っていたでござる。私はノグチが好きなのだ。
夢の中にも遊びにくるくらいなのだから。やばい。
http://marimoko.blog.shinobi.jp/Date/20080530/1/
ノグチは、傑作でござる。ノグチは、死んだので
ござるか？やはり。ああ、とっくに死んでいたので
したね。

その最終回の理由ある太郎で紹介されていた
耳をそろえるというテーマで
あることを久しぶりに思い出していたことを
思いだしたので、
忘れないように、ここに書いておく。
つまり、せっかく思い出したのに、　また忘れてしまって
いたという意味。

耳をそろえて返す。

この言葉の由来は？

お金を返す時に、耳をそろえて返すという
ような使い方をするけれど、
実は、小判を使っていた時代に生まれた言葉。

小判を顔にみたて、小判のへりを耳と言ったので、
きちんと、すべてそろえるという意味で、
耳をそろえるってことになったみたいだ。

で、耳は、その流れで、へりのある物に、
時々使われる。

パンの耳。
 
トーストや、サンドイッチに使う、
四角いパンのへり。

子供は、パンの耳が苦手で、お弁当に入れた
サンドイッチのへりは必ず残してあった。

パンの耳をラスク風に油であげて、シナモンシュガーを
ふった物は食べるのに…、パンのへりの時は
食べない。

子供は、それが徹底していたので、
オーストラリア人のおうちにお邪魔した時、
おやつに出た耳つきのサンドイッッチを見て、
さっそく、

プリーズ カット ザ　イヤー　オフ！！と

そこのママにお願いしたのだ。

いやあ、ママはあわてたね。

オーマイ ゴット！

ジャパニーズの子供が、耳を切り落とせと
言っている…。

耳？ほんとに耳？

うちの子供は、パンのへりは、世界中、どこでも、
耳と言うものと思い、直訳してイヤーと
言っただけなのだが…。

まあ、すぐに、パンのへりのこととわかって、
また、また、オーマイゴットだ。
耳をカットしてくれと、いきなり言われたら、
やはり恐いよね。

その後、子供は調子に乗って、
色んなおうちに行っては、イヤー カットと
言って、ママさん達をびびらせていた。

でも、こんなに盛り上がったのに、

なぜその部分を耳と言うかを、

知らないでいた。

理由ある太郎を見るまで。

ところで、どうして9月までやっていた番組が
こんなに遠い昔のように感じるんだろう…。

一説には、この１０年の間に、人間が触れる
情報量が数十倍に増えたせいだと言われている。
情報の量と、時間を感じるスピードが
関係があるのは面白い。

人生を一秒と思うことも、
何千年と思うことも可能だということか…。

ちゃんと知りたー－い。

Happy Ｈalloween!!

（Ｃ）ＭｅｘｉＣｏ

Happy Ｈalloween!!

Trick or treat！！！
お菓子くんないと、

みんな、金髪ぶた野郎にしちゃうから。
でもって、
PIGGY BANKにして、

 

そいでもって、いっぱいお金
ためて、泰葉さんのCD買っちゃうぞぉ～。


っつて。

環七上空。

母が帰っていった。
羽田の出発ロビー。
セキュリティーゲートを通って、
一度振り向いた。ちょっと手をあげて
表情だけでまたね！って言った。
そして、見えなくなった。

湾岸から環七左折。
目の前に大きな陸橋。その上に
空が広がる。
この空は母の帰る北の空に
つながっている。
ってほど大げさなことを言いたい
のではない。

見上げたら、そこに空があったって
ことぐらいのこと。

残念なことに、二つ前のブログに書いた
友人のママが、昨日亡くなった。

羽田に戻って、セキュリティ無視して、
がぁーって入って、母を連れ戻したい。

環七上空の空を見ていたら、
そんな衝動にかられた。

クドカン見とかんと

地味ぃ～な子が
地味ぃ～な水着来てぇ
地味ぃ～にごろごろするだけの
地味ぃ～なイメージビデオが
売れてるの。

宮藤官九郎脚本のTBSドラマ
☆流星の絆☆ 第二話で、
尾美としのりが演じる林ジョージが
ビデオ屋で、錦戸亮演じる有明泰輔に
地味好きがはまるビデオの説明を
してるシーン。

そう言いながら、尾美林ジョージが
地味ぃなビデオを色々、棚のあっち
こちから出してみせる。

それを見て、

こんなにあったら、
地味ぃコーナー作れますよ！

と錦戸有明くん。

そーゆー派手ぇなことはしないのぉ～
地味ぃに置いてあるのを、
地味ぃにさがすのがいいの！！

と、尾美林ジョージがさえぎる。

（笑）

このドラマは東野圭吾原作で、
幼い三兄妹が両親の惨殺死体に
遭遇するところから始まる。

父母を殺された子供達の復讐劇。

すごーく、暗いテーマの中に、
宮藤官九郎の言葉がいっぱい入ってくる。

ものすごくミスマッチなような環境だけど、
２回目でけっこうはまってる♥

ところで、地味好きって女子にも
いるんでしょうか？

地味ぃ～な男の子が
地味ぃ～な水着来てぇ
地味ぃ～にごろごろするだけの
地味ぃ～なイメージビデオ
想像してみた。

一応想像できる（笑）

バブルを経験した子供たち。

株の下落が、バブル崩壊後の下落時より、
大きくなってしまった。

80年代、バブルがはじけた時、
息子の幼稚園から、どんどん子供が
いなくなった。

バブル経済とほとんど無縁な生活をして
いた自分は、バブルが崩壊したことを
こんなとこで感じていた。

色々極端な家庭環境の子供たちが
多かったけれど、中でも印象的だった
のは、おひなさまのひな壇のサイズが、
6畳間くらいもある女の子。
旧家のお姫さまだったのかな？
なんだったんだろう？今も謎のまま。

ああ、大きなおうちって、こういうサイズかって、
その頃知った（笑）

神戸の友人の子供の頃の話。

パパの仕事が失敗して、
大きなおうちから、小さなおうちに
引っ越さななくてはならなくなった。

大きなおうちに住んでいたから、
おもちゃもおおきくて、立派なものを
持っていた。
でも、今度のおうちは小さなおうち。
友人は、わがままを言ってパパやママを
困らせてはいけないと、小さなお人形
一つだけを選び、他のおもちゃさんには、
ごめんなさいと、涙のお別れをしていた。

するとそこにママがやってきて、
今度の家は小さいと言ったでしょう！
と、友人から控えめに選んだそのお人形を
取り上げ、放り投げた。

そして間髪をいれず、友人を大きな家からひきずり
出した。

あ、お人形ちゃ～～ん。

友人、鬼母に人形を取り上げられるぅの巻…完。

私はこの話が好きで、よく友人にしてもらう。
特に人形を取り上げられるところは
何度聞いてもおかしい。
あり得ないでしょう。小さな人形くらい、持っていけたはず。
なのに、そのママは、ほんとうに生活するのに必要な
生活必需品と、お勉強道具だけしか認めなかったのだ。
この厳しさがかっこいい。
でも、そのママがもっとかっこよかったのは、
年を取った婆やも小さいおうちに連れていったこと。
他の使用人には、新しい仕事を探して、婆やは、
自分が引き取った。
飲まず食わずの戦争を体験した人は強い。
ママはほんとに大事なものだけを守ったのだ。
かっこいい。

おかげさまで、その友人は、
あったかい所とクールな所を兼ね備えた、
超タフな奴に育ち、たくさんの人間をコントロールする
仕事をしている。

そいつの強い意志のおかげで、今までたくさんの
人が救われている。

鬼！といいたくなるその選択こそ、ほんとにしなくては
いけないことだけど、出来ないことが多い。
そいつはその選択ができる人。
私も、何度かそいつの究極の選択の
お世話になった。鬼！！と叫びながら（笑）

バブルを経験した子供たちが、やっと社会に出て行く。
崩壊後に育てられた子は、お金を使わない。
それは、母親たちの危機感が増したから。
お金を使わなくなると、経済はさらに回らない。
でも、きっとなにかが回る。

また、新しい価値観が生まれそう。