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[めきし子 ] さんのブログ しっぽ…。犬を観察してみてほしい。本人の一部なのに、本人(本犬)が望んでいないことをしているように見える。このブログも、ちょっとそんな期待がある。しっぽの先で、本人が望んでないことまで書いてしまう…かも。(c) MexiCo[めきし子]
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246沿いのセルリアンタワーホテルの地下にある、
セルリアンタワー能楽堂で、狂言を観ました。

大蔵流狂言師、大蔵基誠氏 主催の

[さくっと狂言]
http://ohkurakyougen.jp/

600年くらい昔に始まった狂言。
動物のマネをして人を笑わせたことが、
狂言の始まりと聞きました。
どんな時代にも、人を笑わせたいと思う人と、
それを見たいという人がいたのですね。

しかし、そうは言っても、古典です。

古いものはテンポがおそい。
そして、わかりにくい。
だから、絶対楽しいわけがない。
これを理解しようと努力するなんて時間の無駄。
でもとりあえず、日本人として、押さえておかなくては…
いけない。なにせ、伝統は大事。
(笑)
これが私の能、狂言に対する姿勢です。

それがさくっと狂言に行ってみて。

目からうろこでした。

「さくっと狂言」の「さくっ」は、かたいものを噛み砕く時の音。
むずかしい…と思われてる
狂言をさくさくっと、わかりやすく
伝えたいという、大蔵基誠さんの気持ちが
さくっという言葉になったわけです。

ちょっと大胆かもしれませんが、
わかったのです。どう観るかが。

観るために大事なことは、たった三つです。

一、 演者は、たいてい左横の幕の所から
出て、大きな松のある舞台に入ります。
舞台に立ったら、まず「名乗り」と
いって、自分の役やシュチュエーションの
説明を行います。これで、だいたいどんな
話かがわかります。

二、 芝居の中で、暗転や、幕を使って行う
場面転換を狂言では、
舞台上を三角に歩くことで行います。
大きな三角を描きながら歩くだけで、
シーンを変えられるのです。
あっ、三角に歩いた!じゃ、シーンが変わる!
それがわかるだけで、ストーリーが
面白いくらい伝わってきます。

三、
 劇の間ずっと、舞台の奥に、紋付はかまの男の方が
一人座っています。
これは、後見と言います。
時々道具を渡したりしますが、ほとんど動きません。
黒子に少し似ていますね。劇の時、万が一演者になにかあった場合の
ために、いるのだそうです。だから、いないものと
考えるのだそうです。万が一のためって、
なんでしょう。狂言は庶民ではなく
武家の中で楽しまれたもの。今とは違う万が一が
あったのでしょうね。

この三点は、開演前に、大蔵基誠 さんが狂言を観る心得として、
話してくれたことです。

これで、わかるのかって?

わかりましたニコニコ

あ、あと、
私が思ったことですが、
志村けんさんのバカ殿観るくらいの気分で
観たらいいかもしれません。
で、おかしかったら、げらげら笑う。
伝統芸見て笑うなんて、なんだか、
いかにも通みたいではずかしいですけれど、
思わず、ぷっはきっときます。

大蔵基誠 氏はイケメンです。
これも観るために大事なことかもしれません(笑)ので、
補足しておきます。

なんか伝えたくて、力が入っちゃったちゅうか…。
なまいきな…ことごめんちゃい。
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