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[めきし子 ] さんのブログ しっぽ…。犬を観察してみてほしい。本人の一部なのに、本人(本犬)が望んでいないことをしているように見える。このブログも、ちょっとそんな期待がある。しっぽの先で、本人が望んでないことまで書いてしまう…かも。(c) MexiCo[めきし子]
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main.jpg
(fromボン研究所)

ナンシー関さんが天国に旅立たれて、もうすぐ6年目。

もっと長い時間が経ったように思うのは、
ナンシーさんがいなくなってから、テレビを
中心とするメディアが、色々な変化をとげて
いるせいかもしれない。

ホリエモンのことから、テレビは公共的なもの
ではなく、誰かが思うと、とても個人的なもの
になってしまうことを体験した。

以来、ネットを含め、発進されるものに
何かしらの思惑があったら…、どうしようと
不安を感じるようになった。

以前は、
そういう時のよりどころは…、
意外とナンシーさんだったような気がする。
そう、ナンシー依存症(笑)ナンシーチルドレンとも
言うらしいけれど…。
でも、今はそういう人がいない。
だから、より不安が大きい。

やっと、消しゴム版の整理が終わって、来月
パルコでハンコ展が行われ、同時にアスペクトから
全ハンコという本が出版される。
全ハンコ。ナンシーさんが生涯彫った
その数5147!!5000個。毎日彫っても5000日。
誰を彫ったものかわからないものがけっこうあって、
昨年の偲ぶ回の時に、みんなでファイルを見ながら
不明なハンコを検証するというのがあった。

もっとも多く答えていたのが、清水ミチコさんと
松尾貴史さんだったのは、さすが。
そうだ。二人とも、顔まねをされる方だ。
もしかしたら、似顔絵の捉え方も、顔真似の捉え方も
同じラインの上にあるのかもしれない…。


みんなの


ナンシー関大ハンコ展

会 場: PARCO FACTORY パルコファクトリー
渋谷パルコ パート1 / 6F
期 間:

2008年6月5日(木)-2008年6月15日(日)


『ナンシー関 全ハンコ5147」 (アスペクト)3,990円
ナンシー関が39年の生涯に彫った全ての消しゴム版画を収録!

 

nancy2.jpg


PR
2838e3abjpeg そんな昔ではないある日のこと。
FMラジオのプロデューサーは
娘の通う保育園で、とんぼのめがねを
情感たっぷりに弾く不思議な女の人を見かけました。
曲は、間違いなくとんぼのめがねです。
でも、そんなとんぼのめがねを、
未だかって
プロデューサーは聴いたことがありません。
それに…、保育園にもかかわらず、女の人からは
大きなコンサートホールで演奏しているような
すごいオーラが出ています。

FMラジオのプロデュサーは、その普通ではない
とんぼのめがねを弾く女の人に、
たちまち魅せられました。
そして、あなたは何者ですか?と
尋ねました。

その女の人は
「子育て中のピアニスト、
神武夏子(こうたけなつこ) です」と答えました。

このFMラジオのプロデューサーとピアニストの
保育園の出会いが、やがて二枚のCDが生むことに
なります。

それが、この二枚。

2970014151150.jpg  
もしかして、保育園で、とんぼのめがねを
弾いていなかったら(笑)存在していなかったかもしれない
ピアニスト神武夏子さんのCD。

First Album [cafe des six]
数あるフランス6人組の曲からセレクトされた2枚組CD。
Quietude(キエチュード・穏やかな)「夜、リラックスしているときに
聴きたい曲」と、Vivacite(ヴィヴァシテ・活発な)
「天気のいい昼時のカフェで聴きたい曲」の2つのコンセプトから
できている。
Second Album [Cafe Poulenc](カフェ・プーランク)
プーランクの作品を特集した2枚目のアルバム。
「のだめカンタービレ」でおなじみであった
「ピアノ、オーボエ、バソンのための三重奏曲」を収録。

プロデューサーは二枚とも、もちろん、その時の
FMラジオのプロデューサー、
J-WAVE(81.3FM)持田騎一郎氏。

クック、クラシックです。
フランス6人組です。って。
エリックサティなら、意外とみなさん、知っていますね。
そのサティに影響をうけた、1900年代前半の
フランスの作曲家を主に演奏されてる
神武夏子さんの、コンサートに、友人に誘われて、
行ってまいりました。

クラシックと言いましたが、…それは、今から見てのこと。
フランス6人組の時代は、絵画で言えばマティスのフォービズムや、
ピカソのキュービズムの時代。色や、形の捉え方に、
大きな変化が起きた時です。音楽も、そういう流れと
無縁ではなく、フランス6人組というのは、
おそらくもっとも最先端に位置していたにちがいない
わけで、超前衛スタンスだったクラッシックと
いう感じでしょうか…。
神武さんは、その6人組を得意とするピアニストなのです。

面白い。クラシックも面白いです。
クラシックを面白いなんて、そうそう
言えません。まして素人のめきし子さんに。
そう言えてしまうきっかけは、
この神武さんと、持田さんの出会いのせいだと思います。
一人のかなり耳の肥えたプロデューサーを
とんぼのめがねという童謡で夢中にさせてしまう
なんて…。どんな人なんだろう…?
それが、面白いと思う始まりでした。

気持ちいいことは、ジャンルは関係ない。
今日、それを発見しました。

神武夏子さんのCD、ここで視聴できます↓
http://www.extensionjapan.com/artist/kotake/cd/index.html

 
昨日は、経堂のカフェ Cura2
友人のおじょうさん、
Aikoさんの個展を見た。
偶然、写真家のブルース・オズボーン ご夫妻も
Aikoさんの絵を見にいらしていた。
下の写真は、やっぱり、たまたまいらしてた
鉄のオブジェの作家、綾田暁子さんが、
自分の鉄の作品をCuraの裏庭で撮影中の様子。
綾田さんのあぶなっかしい撮影をみかねた
ブルースさんがアシスタント?で参加しています。

 

ブルース・オズボーン さんは、80年代から
有名無名問わず、ずっと親子の写真を撮り続けている写真家。
ブルースさんが撮影した、パンクロックバンド、
アナーキーのモヒカン刈りのボーカリスト
仲野茂さん
親子の写真が忘れられない。
モヒカン頭の男のお母さんって、どんなんだろう?
パンクやっている人の、親子関係はどうなんだろう?
そういう興味を、たった一枚の写真で、ブルースさんは見せてくれた。
親子の姿を見ることで、自分はさらにそのアーティストに
共感していった。だから、ブルースさんには、
勝手にとても感謝しています。

Aikoさんの個展は、あと少しで終わってしまいますが、
CuraのHPの絵はすべて彼女が描いていますので、ぜひご覧下さい。
このHPは、 Curaはおいしいケーキと、
気持ちのいいカフェであるということを心から
伝えようとしています。HPを見て…
…シンプルなことは、愛おしいと、
ちょっと思ってしまいました。
http://cafe-cura.com/

昨日は、なんだかいい日でした。



なに、なに、なに?
新しい…備長系?

(笑)三点とも、さっきコンビニでみつけました。
左がロールケーキ、真ん中がちくわ、右がかまぼこ。
すべて食べられます。
ロールケーキとちくわのは竹炭。
かまぼこのはイカ墨です。
ちくわの、みごとですよね。完璧に炭です。
でも、味はちくわでした。
ちくわが売れると、炭屋が儲かるってことですね。


この勢いで黒いの増えるのかなあ?
なにか?始まってるんですか?
U2のボノが始めた「RED(レッド)」
エイズ・結核・マラリア対策への資金作り
みたいなことだったら、優先で食べますけれども…って、
ちょっと思っちゃいました。



(C)MexiCo                  
少年、少女のみなさん。
どこかのディナーで、フルーツに
バナナを出されたら…どうしますか?
ああ、そんなバナナ!っていう
ダジャレルコーナ−ではない。
今時、バナナを丸ごと出すなんて、
どんなディナー?
ってことかもしれないけれど…(笑)

でも、もしかして、バナナの会社主催の
ディナーだったら?
世界は広いのだ。予測のつかないものが、
お皿に乗って出てくることは十分に考えられる。


1603975296.gif
そのために、絶対おすすめの本。
ティファニー社のテーブルマナーの本。
どんな時も、あせらず、バナナがおいしく
いただけるように必ずなるのだ。


TIFFANY'S TABLE MANNERS
FOR
TEEN-AGERS

鹿島出版界
W ホービング著/J ユーラ絵/後藤鎰尾(ごとういつお)訳
これは、古いバージョンで、今は装丁が変わって、
ティファニーブルーの表紙になってる。


…なんのタイミングで、この本なのか?

実は、本が多すぎて、大変なことになっている。

絶対に半分に減らそう!!計画を立ち上げて、
二年になるが、減っていない。って言うか
増えている。
それで、さっきから少し整理を始めてたのだ。
いる。いらない。いる。まだいる。だぶんいる。
もう少しいる。将来いる。
これでは
整理になりません。しかも、本の山に入ると
久しぶりに出会う本があって、それで、また中断してしまう。
最初の中断が、このテーブルマナーの本だった。

あのティファニーが顧客に配っていたという
ティーンむけのマナーの本。
正式な食事に招かれた時に、

男の子は?女の子は?
どうしたらいいかが書いてある。
書き出しはこんな感じ

「若い男性は、右側の若い女性を助けて、

楽にかけさせてあげるのがならわしです。 
二人は腰をかけ終わったら、豆鉄砲食った鳩のように、
キョロキョロ見まわさないで、右側の女性の方に
顔を向けて、話しはじめましょう。」

ふふ。いいですね。
座ったときから、仲良くしてていいんです。
日本のカップルとは違いますね。

著者からの最後のメッセージがすごく
いいのです。…書いてもいいよね。
これを読むと、こうなるってことだから。

「これで作法の心得がわかりましたから、作法を

破ることができます。十分社交知識の
心得をいることを忘れないでください」

ああ、もしかしたらやっぱりごめんなさいかな?

この本が書かれたのは1961年。
ちょうどあのO・ヘップバーンの
「ティファニーで朝食を」が映画化された年です…。
何か関連があるかもしれません。
マナーの本を書いたのはティファニーの元会長ですし。

で、ついでに。
「ティファニーで朝食を」
トルーマン・カポーティ原作が
村上春樹さんの新訳で
少し前に出たばかりです。




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