自分がコミックにはまったきっかけの、少年マガジンの編集長だった方の死。

70年代、少年マガジンで、数々の伝説を
作り、ほんとにすごい編集長だった、
内田勝さん が、先日お亡くなりになりました。

自分が、少女雑誌だけではなく、少年雑誌を
読み始めたのは、横尾忠則さんがデザインした
少年マガジンの表紙を見たことがきっかけでした。

その突拍子もない、漫画雑誌とは思えない
横尾デザインの表紙を世に送り出した時の
編集長が内田さんだったのです。

内田さんのことを色々調べていたら、
巨人の星や、明日のジョーにも深く
関わった方ということがわかりました。
巨人の星と、ジョーですよ。
二つも！！！

70年代は、毎週少年誌で、色んなことが起きて
いました。
赤塚先生を少年サンデーと取り合ったなんて
こともこの頃じゃあ…。（笑）
もしかしたら、サンデーの人とマガジンの人が
けったくして、世の中をあおっていた？なんて
ことはなかったのでしょうか？

そんな疑いを抱くほど、おかしく、楽しく、
絶妙な闘いが、少年雑誌界に起きてました。

だから、発売日には、いち早く手に入れ、誰よりも
早く読む。なんの競争？（笑）
なんとなく、サンデー派とかマガジン派とかに
別れてたようにも思います。
でもって、マガジンはすごい！とか言っていたような（笑）
雑誌社間だけではなく、読者も戦争していました。

その熱い場所が好きで、自分はコミックに
はまっていったような気がします。

だから内田さんは、自分にとって、ほんとに
われらの、ぼくらの内田さんと言うべき
方だったんだと、今思います。

ご冥福をお祈りいたします。

うちにある、横尾さんデザインのマガジンを
写真に撮ってアップしようと思ったのですが、
、見つけられませんでした。ごめんちゃい。